八女市9月に開催されます「あかりとちゃっぽんぽん」のまつりをご紹介します。公式サイトです。ぜひ9月八女福島へ、まつりに遊びにお越しいただければ幸いです。

八女の祭り事務局今里健介さん

まつりびと紹介

燈籠人形遣いをしていると、最初は息が合わないものの、公演前には、まるで人形から動かされているような、人形の魂が宿ったような感覚さえします。

八女市観光振興課観光振興係、八女の祭り事務局今里健介さん

あかりとちゃっぽんぽん,八女

生まれも育ちも八女です。八女は観光資源が非常に多いんです。八女福島の伝統的建造物だけではなく、星野村、矢部村などそれぞれの特色のある観光スポットがあるので、もっとPRして知ってもらいたいですね。

「あかりとちゃっぽんぽん」は、260年以上の歴史ある燈籠人形を支援する意味合いでの祭りで、八女市民が盛り上げる祭りでした。「あかり」という名が付いているのは、八女の文化で代表的な灯籠人形の燈り、日本一の生産量を誇る提灯の灯り、電照菊の発祥なので電照菊の明かりという意味合いが含まれています。この「あかりとちゃぽんぽん」と「雛の里八女ぼんぼりまつり」は、八女の2大祭りです。

燈籠人形の公演は、小さなころから見ていました。今は、先輩から誘われて燈籠人形保存会に入り、人形遣いをしています。今年は、祭の裏方で公演には携われないんですが、重要無形民俗文化財を継承していく誇りというか。そういうものに携われるのは、とてもやりがいがあります。八女の燈籠人形は、他と違い特徴がたくさんあるので、楽しいです。

人形の手足を5人ほどで動かすので、息を合わせないときちんと動きません。最初は息が合わないんですが、1カ月ほど練習を重ね、公演前には、まるで人形から動かされているような、人形の魂が宿ったような感覚さえします。手が勝手に動いていくような、不思議な感覚になります。それにしても、福島八幡宮に奉納していた人形が、動くようになったのか。お客さんを楽しませようとして動かし始めたんですが、それがそのうち町内対抗になっていき、並々ならぬ対抗心を感じます。隣の町内には負けたくないと、不思議なからくりがどんどん追加され、今のカタチになりました。静かな闘志・・・。それを考えたらおもしろいですね。

今年の「あかりとちゃっぽんぽん」は、昨年11月ごろから、どういう祭りが八女らしい祭りなのかと実行委員会で考えてきました。八女市内だけではなく、外からお客様に来ていただくためにはどうしたらいいか。せっかくある街並みである伝統的保存地区を中心とした祭りにしようという目的のもとスタートしました。

いろんな団体、いろんな人が関わっているので、お客さんに来ていただくことも重要ですが、市民が協力して何かをする機会はなかなかないので、行政としては八女の将来のためにも必要な試みだと感じています。いろんな団体の若い人が集まって八女のことを考えて協力し合う。その行為こそが、八女市にとって大きな力になっていくに違いありません。