八女市9月に開催されます「あかりとちゃっぽんぽん」のまつりをご紹介します。公式サイトです。ぜひ9月八女福島へ、まつりに遊びにお越しいただければ幸いです。

八女の祭り実行委員長山口隆一さん

まつりびと紹介

八女の伝統と歴史のある燈籠人形を守りつつ、他の町にはない八女の白壁の町並みを認識していただく祭りにしていきたい。そのために、行政主導から民間主導へ

八女市観光協会会長・八女の祭り実行委員長山口隆一さん

山口さんは、八女のお菓子処・隆勝堂の社長でもあります。

これまでの「あかりとちゃっぽんぽん」は、今までずっと八女市民のための祭で、外から来てもらう観光資源としての祭りではありませんでした。燈籠人形は大変珍しいため、外から来ていただいていましたが、「あかりとちゃっぽんぽん」とはなかなか連動できていませんでした。

八女市は、2010年に合併し、それぞれの地域で歴史ある祭りがあります。ですから、「あかりとちゃっぽんぽん」は、八女市民だけではなく、外から来ていただいて、八女の伝統と歴史のある燈籠人形を守りつつ、他の町にはない八女の白壁の町並みを認識していただく祭りにしていきたい。八女のいいところを祭りを通じて見ていただいて、また行きたいねと思っていただきたい。そのためには、行政主導から民間主導へ。行政をはじめ、いろいろな団体が協力し合って祭りを盛り上げようと取り組んでいます。私自身が、八女市観光協会の会長であり、八女商工会議所の会頭である今、先頭に立ってやらなければという思いが強くありました。

今年の祭りの目玉は、燈籠人形公演の会場となる福島八幡宮からまっすぐの八女福島の白壁の通りをメインに考え、竹灯りや提灯であかりを灯すことで幻想的な風景を生み出し、古い町家を徘徊してもらおうという試みです。今後は、燈籠人形の伝統を大事にしつつも、もっとみなさんにわかりやすく見て頂くために進化をさせて、日本全国から来てもらえるような祭りにしていきたいという想いがあります。

さらに、新しい試みとして、「ショート・ショートフィルムフェスティバル」も行います。若手が、これをやりたいと言い出した時、「やれやれ。チャレンジしてみろ。どんどん新しいことやれと」背中を押しました。後継者の育成も重要課題です。僕らがお膳立てをして、どんどん若手に新しいことをやってもらいたい。何事も、やってみないとわかりません。やる前から、あれやこれやと想定しても、やってみたら、案外どうってことないものです。ダメだったらダメな時考えたらいい。やる前にダメと考えたら、1歩も進みません。

八女は、生まれ育った故郷。地元八女で93年、お菓子屋として育ててもらいました。地元の人間なので、灯台元暗しで八女のいいところが見えていないことがたくさんあります。町並みにしても昔の中心市街地がなくなって、バイパスが出来て、変わりつつあります。個人商店も少なくなってきています。八女には、提灯にしても仏壇にしても手作業でいいものを作る伝統や技術がああるので、八女ならではのものをこれからはもっと追及していかなければなりません。空いた町屋も大きな課題です。まだまだたくさんありますので、この町屋の活用にも取り組んでいきたい。この町屋を使って外から来て商売をしている若者もいます。外様じゃないと、なかなか変えられない。そういうやる気のある人をひとりひとり集めて、町を変えていけたらと思っています。

何でも最初の1年目は大変です。それさえ誰かがやったら、流れにそって若い人たちがやっていきます。とにかく、今回の新しい試みの祭りに、多くの人たちに足を運んでいただくことを心から願っています。